≪地域移行支援事業≫

 様々な事情で入院や入所が続いている人に対して、「支援員」がこれからどんな生活をしたいのかその方の希望を聞き、今からどうすればその希望が叶うのかを一緒に考えながら、退院(退所)後の在宅生活がスムーズにおくれるようお手伝いする事業です。

●利用できる方

・精神科病院に入院中の方で、直近の入院が1年以上の方

・障害者支援施設等に入所している方

●利用料は

・無料です。ただし外出時にかかるご自身の交通費などは自己負担となります。

●支援員は何をするのか

・その方のペースに合わせて病院や施設に出向きお話をしたり、一緒に外出して買い物や施設見学・アパート探し等、在宅生活への準備に向けてお手伝いをします。


≪地域定着支援事業≫

 地域で生活する障害者の方に対して、地域生活を続けるために緊急時の連絡体制を確保し、安心して生活できるように支援する事業です。

●利用できる方

・精神科病院や障害者支援施設等から退院・退所後3ヶ月以内の方

・家族との同居から一人暮らしになって3ヶ月以内

・地域生活が不安定な方

●利用料は

・無料です。



地域移行支援・地域移行定着支援事業の流れ

①相談・・・  病院や施設の職員、長崎市障害福祉課、相談支援事業所

②申請・・・  必要書類を準備し、長崎市障害福祉課へ提出

③調査・・・  長崎市職員が、ご本人に直接会ってお話を伺います。

④事業開始・・・やまぼうし等の相談支援事業所職員が訪問し、ご本人の希望に沿って安心した生活が出来るように支援します。

⑤事業終了・・・  地域移行支援は原則6カ月、地域定着支援は1年間。と決まっています。